このレポートでは、一番最初に作ったコストコ園芸ポット池の
製作記録とその過程を紹介しています。
非常に安価かつ、買ってきたポットを埋めるだけで、
水量100L超の池を作ることができました。
ろ過装置の設置が大変というデメリットはありますが、
水をさほど汚さないめだかのような魚にはうってつけだと思います。
なぜ池を作ったのか
もともとスイレン鉢でメダカを育ててはいたものの、
庭で金魚が育てられたら楽しいのになと思っていた矢先、
当時小学三年生だった助手1こと、すまるが一言。
「庭に池をつくればいいじゃん!」
そこからすべては始まりました(笑)
池の作り方
池を作るといっても、自宅の主庭は4mx7mしかなく、
しかもすでにど真ん中にシンボルツリーが大きく鎮座しているので、
一般的に想像されるような邸宅にあるような池はとても無理。。
そんな小さな庭への池の作り方を調査してみたところ、
- コンクリート
- トロ船
- プラスチック製の成形池
- プールライナー
が案として出てきました。
コンクリート池
文字通り、コンクリートで固めた池(参考画像はこちら)
DIYで作る猛者もいるようですが、業者への依頼がほぼ必須で、
その場合は費用も10万以上かかりそうです。
ひび割れによる水漏れリスクやあく抜きも大変とのことで当ラボでは却下となりました。
水深が必要な場合(鯉を買いたい方等)は選択の余地がありそうです。
トロ船
コンクリートを混ぜるために使われるプラスチック製の巨大なトレイを庭に埋めて池にする案。
価格は安価ですが、長方形の池はどうしても人工物感が出てしまいます。
植栽でうまく庭に溶け込ませることもできそうではありますが、
今回は見送りとなりました。
プラスチック製の成型池
池専用として製作されているプラスチック製の成型池を庭に埋めて池にする案。
自然な形で、庭に溶け込みそうですが、
水量の多いタイプはかなりお高いのと、成形品のため、
設置場所を選びます。
今回は、庭のスペースに合うものがなく見送りとなりました。
プールライナー
庭に穴を掘ったうえで、プールライナーと呼ばれる樹脂性のシートをかぶせて池にする案。
価格も安価で、形も自由に設計できる大本命!ですが、
当時はプールライナーの敷設について、素人では難しいのではと思っており見送ってしまいました。
実際は十分DIYでの施工が可能な方法になります。
もちろんポットを埋めるよりはかなり大変ですが、
後日プールライナーについては再調査して、第二の池に採用することになりました。
ダークホース:コストコの巨大園芸ポット
そんな折、コストコにて巨大な園芸ポットを発見!
自分で穴をあけるスタイルのポットなので、そのまま水がめとして使えます。
サイズは直径56cm、高さ47cm、容量約100Lと超巨大。そしてお値段2000円。さすがコストコ。
池としても十分な水量があるので、まずはこれでトライすることになりました。
ポット池の設置
設置方法は、、穴を掘って埋めるだけ!(当たり前か)
↓完成形はこちら(スイレン鉢はもともと持っていたものです)
2000円の池にしては上出来ではないかと自己満足。
池の周囲に植物を植えていけばもっといい感じになりそうです。
※周りに敷いたウッドチップは別件で購入した残り物です。
化粧砂利等を敷いてもらっても様になると思います。
ポット池まとめ
結果的にはコストコで巨大園芸ポットを買ってきて埋めるだけの
超お手軽池となりました。価格も2000円(当時)と安価です。
外部ろ過装置を設置しようとすると配管がむき出しになってしまうので、
そこが難点ではありますが、
水量は100Lとかなり大きいので、さほど水を汚さないめだかのような魚であれば
無濾過でも問題なく飼育が可能だと思います。
我々はこれだけの水量があれば金魚でも無濾過で行けると踏んで、
すぐに金魚を買ってきて投入したのですが、
金魚の水汚し力を甘く見ていたせいで痛い目を見ることになりましたので、、
大きめの魚を買いたい方はろ過装置の設置を検討いただくか、
外部ろ過がスマートに可能なプールライナーの方式の池をお勧めします。
※プールライナー方式の池についても、後日レポートにまとめる予定です。
このポット池にスマートにろ過を追加する場合、
ロカボーイのような投げ込み式フィルターが候補になると思いますが、
投げ込み式フィルタに必須であるエアーポンプは屋外用のものがほとんどないため、
雨対策が必要です。
※トロピカさんのサイトにエアポンプを屋外で使用するための記事がありましたので、ご参考ください。
また、防水ケースとエアポンプの組み合わせは、振動音が出やすいのでそちらも注意が必要です。
なお、このポット池は幅のわりに深いので落下には十分にお気をつけください。特に小さいお子さんがいる場合は設置を避けた方が良いかもしれません。
当時は落下防止対策と金魚の隠れ家を兼ねて、100均のすだれをかけていました。
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